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2009年10月04日

☆★PICK UP BRAND 番外編~ココ・シャネル 第4章~★☆

第4章 挫折と「CHANEL」存続の危機

ココが取り払った古いスタイルが再び戻りつつあった。
1920年代にココが作り上げた直線的で緩やかなシルエットに飽きた人々は女性達に曲線を求めた。
ウエストを絞った服が人気を集めると、コルセットも復活する。それと同時にストライキやデモの時代が到来し、ココの店にも飛び火した。
1936年カンボン通りの店でお針子達がストライキを起こしたのだ。知らせを聞いたココは烈火のように怒るが、最後には要求を飲んだのだった。
ファッションの世界に嫌気がさしたココは1939年に第二次世界大戦が始まると香水とアクセサリー部門を残して店を閉める。
がむしゃらに働き、成功を手にした彼女だったが、その情熱は消えかけていた。
そんな時、ドイツに占領されたフランスで「マドモワゼル・ココがドイツ人のスパイ、ディングラーゲを愛人にしている」という噂が流れた。
戦争が終わると、ココは逮捕され、数時間の拘留と尋問を受けたのちに解放されるが、パリの視線は冷たかった。
ココはパリを去ってしまう。


次回は第5章 消えることの無いモードへの情熱です。
お楽しみに♪



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