てぃーだブログ › ブランドリユース ミラノ店長Ma-yuのブログ › ☆★PICK UP BRAND★☆ › ☆★PICK UP BRAND 番外編~ココ・シャネル 第2章~★☆

2009年09月29日

☆★PICK UP BRAND 番外編~ココ・シャネル 第2章~★☆

第2章 保護する恋愛への変化と名香N°5の誕生

成功して自分の稼ぎで別荘まで購入できるまでになったココ。一方のボーイは私生児として生まれた為に実業家でありながらも、社会的地位を求めていた。孤児であったココには彼にそれを与える事など不可能だっだ。結局ボーイは失意のうちにイギリス貴族の娘と結婚したのだった。
そんな時、ココは当時のサロンの中心人物ミシア・セールに出会う。成功してサロンの出入りを許されたものの上流階級のレディ達に混ざれず、1人座り込んでいたココに声をかけたのだ。2人はやがて親友になった。
また、ミシアの周囲に集まる芸術家たちはココにとって初めて出会う人種であった。そして、この新しい人々との出会いはココの心に余裕を与える。
ボーイは結婚した後もココを愛し、度々パリを訪れた。そんな彼を憎みきれず愛しく思うココは愛人の立場を受け入れようと決心する。
戦争も終わり、全てが上手くいくと思った1919年、ボーイが交通事故でこの世を去ってしまう。訃報を受け、イギリスに渡ったココは事故現場に立ちつくし、1人きりで泣いた。
ボーイの死で心に傷を負い、振り回される恋愛にうんざりしたココにドミトリー大公が現れる。ロシア革命から逃れてヨーロッパに亡命した、ココより10歳下の彼は殆ど財産も無く困り果てていた。ココは彼を別荘に引き取る。保護されてきたココは保護する立場の恋愛を選んだのだ。
そしてドミトリー大公を通して知り合った、元ロシア王室付きの香水技師エルネスト・ボォはココにとびきりの物をもたらす。
ココは彼に「女性そのものを感じさせる、女性の為の香り」を作るように依頼し、彼はいくつかの試作品を作りあげ、最終的には10本の試作品をココに渡した。
ココはその10本のうちから1つだけ、5番目の香水を選んだ。
その香水はそのままN゜5と名付けられた。


CHANEL N°5
☆★PICK UP BRAND 番外編~ココ・シャネル 第2章~★☆






次回は第3章 アメリカへの進出と最盛期です。
お楽しみに♪



同じカテゴリー(☆★PICK UP BRAND★☆)の記事

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。